通勤時間の長さによる賃貸物件の選び方(佐賀県/写真ディレクター/28歳/女性)

私は佐賀県に住む28歳の写真ディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


お仕事をされている方が賃貸の物件を探す際、通勤時間の長さは重要な問題になるのではないでしょうか。一般的には一時間を超えたあたりで長いと感じるようですが、とはいえ誰もが職場から五分の場所に住みたいと思う訳でもないようです。個人の環境や性格に合った快適な暮らしが出来るよう、通勤時間が短い場合と長い場合の、それぞれの特色を考えていきます。まず十分前後の短い場合についてです。よく言われる事としては、朝ゆっくりと支度が出来るということです。職場から近いほど遅く起きれますし、時間に余裕が出来た場合は、趣味や仕事のために使うことが出来ます。また忘れ物をした時には取りに戻れますし、電車が止まるなど交通面でトラブルが起きた時でも対処がしやすいでしょう。


では、通勤時間が三十分以上の長い場合はどうでしょうか。一見デメリットしかないように思えますが、人によっては長い方が良いこともあります。まず休日に職場の人とすれ違う事があまりありません。休日は気を抜いたプライベートな時間ですし、なんとなく会いたくないと感じる方も多いのではないでしょうか。また、自宅からの距離が近すぎると、気持ちが切り替わらない場合もあります。電車内で本を読んだり、車通勤であっても音楽を聴いたり一日の計画に考えを巡らせるなど、徐々に気持ちを合わせていきたい方には必要な時間だといえるでしょう。他にも、自宅がたまり場になる事を恐れる場合や、ちょっとした勉強の時間にあてたい方などに長い時間は好まれます。自分に合った生活がどのようなものか、よく考えたうえで物件の場所を選びたいものです。