私は愛媛県に住む70歳のネットワークエンジニアです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借主が引き払う際には貸主に対して1か月前に連絡するのが基本です。賃貸契約書にも記載されており、次の借主に部屋を明け渡すことを考えれば妥当な期間と言えます。それでは逆のパターン、貸主が借主に対して退去してほしい場合はどうなるのでしょうか。基本的に住宅の賃貸契約は2年とされていることが多いのです。何事もなければそのまま更新して継続する形で住み続けることになるのですが、物件の取り壊しや廃業などにより借主が更新したくとも出来ないケースがあるのです。実際に私は貸主の都合により退去してほしいと申し出されました。貸主が高齢のためアパート経営を辞めることになり、管理会社が住んでいたアパートを取り壊し、分譲マンションを建築することが決まったからです。
私は住んでいたアパートが気に入っていたので、出来るならばしばらく更新したかったのですが、事情が事情ですのでどうしようもありません。ちなみに退去の話をされたのは2年前の更新時の時です。更新前にご丁寧に手紙を送ってくれてアパートの更新は今回が最後ですと書かれていました。私の場合には貸主の方が非常に良心的な方でしたので、2年間の猶予を持つことが出来、更に敷金にプラスした形で返却して貰いました。基本2年間ですから、更新も出来なくなると想定しなければなりません。しかし更新し続けるつもりだったものが退去を促されたりでトラブルになったりすることもあるようです。私の場合は恵まれていましたが、なるべく早く退去の連絡はして貰いたいものです。