賃貸物件を退去する際の費用を抑える(福井県/助産師/22歳/男性)

僕は福井県に住む22歳の助産師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸の物件に住んでいれば、退去する時には、どうしても原状回復の費用が掛かります。その費用は、入居の時に収めた敷金で精算されることが殆どですが、部屋の傷み具合によっては、それ以上の金額が掛かり、差額を全額請求されることになります。小さい子供がいたり、ペットを飼っていたりという世帯は、退去の費用は、平均以上に高くなることを想定しておくべきでしょう。少しグレードの高いアパート、マンションなどは、少々の汚れであっても、壁紙を全部交換する改修を施します。物件を借りる時は、将来の原状回復に関わる費用も、考えておくべき問題です。更にできるだけ借りている部屋をきれいに使用して、その費用を安く抑える工夫も大切です。


それでも、小さい子供のいる家庭では、限界もあります。特に幼稚園入園前の子供は、ふすまを破いたり、壁を汚したりすることが毎日です。そこで、ある家族は、子供部屋として使う部屋には、絨毯を敷き、ふすまは完全に外してドレープカーテンで部屋を仕切って策を講じていました。家具を置いていない壁はタペストリーで覆って、直接子供が触らない工夫もしていました。その家族も、子供が小学生になるのを機に引っ越しをしました。しかし、部屋を汚さない工夫のおかげで、退去費用は敷金の範囲で収まったとのことです。借りている部屋でも、自分の家のように大切に住むことが、住居費の節約にも繋がります。物を大切にするという姿勢を、自分の住む部屋にも適用したいところです。