僕は愛媛県に住む29歳の不動産鑑定士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

ほとんどの賃貸マンション・アパートは、契約期限が2年です。賃貸借契約を結んで2年経ったら、契約更新をするか、あるいは引越しするかを決めなければなりません。契約更新をすればまた2年延長して住むことができます。契約更新の際には、更新料として家賃1か月分と火災保険料2年分請求されます。（契約物件によって更新料は違います）他の住居に引越したい場合は契約更新をせず、退去通知を提出する必要があります。退去通知も契約物件によって出す期限が違いますが、最低でも引越しをする1か月前には提出しなければならない事が多いようです。特に賃貸借契約が満期にならなくても、通知期限を守ってさえいれば、いつでも引越すことが出来ます。

提出する退去通知書は、最初にもらった書類一式に入ってあるか、なければ不動産屋か管理会社に連絡すれば郵送してくれます。請求する電話をかければ、不動産屋のほうに退去したいという意思を伝えたことになります。通知書に必要事項を記入して郵送した後にも、念のための確認の電話をしておいた方がいいでしょう。もし何らかの間違いで届いていなかったら大変です。もし通知が遅れた場合、ペナルティーがあります。例えば通知期限が1か月前なのに、引越しする1週間前になってから連絡をした場合、引越しをしても1か月分の家賃をまるごと請求されることがあります。そうなると痛い出費になってしまうので必ず退去期限を守って知らせるようにしましょう。