動線を意識した賃貸住宅探し(鹿児島県/筆跡鑑定人/45歳/女性)

私は鹿児島県に住む45歳の筆跡鑑定人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


家のあり方はそれぞれですが、住んでいる人によって使い方が異なるのも事実です。賃貸物件もそうで、同じ間取りでも生活空間をどのように設定しているかは全く異なります。案外、自由度が高いのは賃貸住宅の特徴とも言える部分でしょう。決まった使い方もないですから、自分が好きな様にアレンジすることができます。1人で2DKの部屋を借りて、部屋の1つは趣味用にするなどの使い分けもできます。あるいは2人で同居する際に1部屋ずつ分けて使うなどの使い方もできるので、まさに使う人次第といえるでしょう。物件探しの時には考えや間取りにこだわりすぎず、自分らしくあれる部屋、使い勝手の良い部屋を見つけると、生活のイメージがしやすいのです。


生活の動線は特に重要で、どんなふうに毎日移動して、学校や会社などに出かけて帰ってきて…と想像しながら物件を見定めるのは良いやり方といえます。動線がしっかりできないと、あちこち部屋の中を歩きまわることになります。それでは非効率的ですし、毎日ともなると無駄な時間が多くてイライラするものです。動線に不満を持つような場合は、時間の流れが解決してくれるようなことはそうそうありません。毎日の不満が蓄積されて、物件に対するフラストレーションが溜まった結果、引越しなんてことになりかねないのです。動線をイメージして物件を探すこと、自分にとって快適で生活が想像できる部屋、これが賃貸住宅を探す上での最も重要なポイントです。