賃貸からの退去について(山形県/ウェブデザイナー/40歳/男性)

僕は山形県に住む40歳のウェブデザイナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件は自分以外の人間が所有している不動産に住んでいるという点で、永住することは出来ない仕組みになっています。そのため、5日は必ずどんな場合でも退去をしなければいけないのです。退去をするときにはいくつかのルールを守る必要があり、その大前提となっているのが原状回復義務です。退去をするときには、部屋を借りた時の状態と同じ状態にする必要があるというものです。自分が飾り付けをしていたり、画鋲を壁に指していたというような場合にはこれらをすべて取り去る必要があり、残していくとペナルティが課されたり、撤去するための料金を請求される可能性があります。これは契約における非常に基本的な義務とも言えるシステムなのです。


しかしながら例外となるものとして、家電が挙げられます。エアコンや照明器具・ウォシュレット付き便座などは、自分が費用を出して設置した際には当然所有権は自分にあります。しかしながら、その賃貸物件の価値を高めるという機能性を持っていることもあり、ばあいによってはそのまま置いていっても良いと言われるケースが有ります。新しく引っ越す先の賃貸物件にこうした設備がある場合、居住者は取り外しても使用用途が無いため、物件の価値を高めると判断された場合には取り外さずに退去してもよいのです。しかし、トラブルに繋がる可能性もあるため、管理者によってはそれがどんなもの出会っても一切の設置物を容認しないというケースがあるので注意が必要です。