私は福井県に住む72歳の聖職者です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅を解約し、退去する場合は契約で決められた手続きを行う必要があります。契約期間中、契約満了時、どちらの場合も解約する場合は次のような流れとなります。入居時の契約書に、いつまでに解約の通知をしなければならないかという予告期間、またどのような方法で通知しなければならないか、が書かれています。この予告期間は、通常の賃貸住宅の場合は、退去の1か月前までということが多いようです。方法は書面による方法が一般的で、契約書に解約通知書が添付されている場合もありますが、そうでない場合は貸主側に連絡し、用紙をもらいましょう。解約通知書に必要事項を一通り記入、押印して予告期間内に貸主に提出します。あらかじめ、貸主側に連絡しておくと、スムーズに進みます。

次に、引越し日を決めます。引越し業者に依頼する場合は、見積もりをとって業者を選び、引越し日を伝えてお願いします。また、貸主に連絡して、物件の状況を確認する立ち会い日を、引越し日以降の期日に決めます。そして、引越し作業後、貸主立ち合いのもと、物件の明け渡しとなります。一緒に室内を確認し、原状回復の範囲を決めるなどします。ここでは、後の敷金返還の際のトラブルを防ぐためにも、きちんと確認していきます。疑問点や不明確な点がありましたら、遠慮せずその場で相談しましょう。そして、鍵を返却し退去となります。なお、明け渡しまでに、ガスや水道などの料金は、精算しておきましょう。明け渡し後、後日銀行振り込みなど、所定の方法で、原状回復費用を差し引いた敷金が返還されます。