賃貸住宅の退去について(滋賀県/心理療法士/63歳/男性)

僕は滋賀県に住む63歳の心理療法士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


今回は賃貸住宅の退去にかかる費用について話します。私は3年ほど前に大阪の淀川区に賃貸住宅を借りて住んでました。月々66800円で、敷金礼金が100000円ぐらいでしたが、駅前のワンルームマンションだったので、便利でした。治安などはあまりいいイメージでなかったのですが、住み心地はよかったです。それが、結婚を機にそのマンションを退去することになりました。部屋の中でタバコを吸っていて、壁が黄ばんできていましたし、壁やキッチン、風呂にも掃除をしても取れない傷や汚れがありました。それでも、掃除セットを買って、約1週間、毎日、部屋を掃除しました。新築まで戻ることはありませんでしたが、納得いくところまできたのです。


それから、引っ越しをする二日前に風呂場の横の壁にシールを貼って作っていたタオル掛けを外した瞬間、壁の剥がれる音とともに、壁に500円玉強の穴が2つ空いてしまいました。なんとか加工したり、貼ってみたりしましたが、どうしようもなく、立ち会いの時に素直に謝ろうと考え、そのままほっておきました。私の友達に聞いてみると、五万から十万はかかると言われたので、覚悟しました。そして、立ち会いの日に、家の中を一緒に調べると、当然大きな穴があいているのを見つけて、20万は必要と言われました。私は20万は高いと考えて、友達になんとかやってもらうからまた連絡してくれと伝えました。ですが、いまだに連絡はこずで、もう次の人は住んでると思います。いま考えると敷金礼金を払っているわけですから、なんとか賄っていけるんだろうと思います。今回はヒヤッとした体験でしたが、なんとか退去にお金を払わずに出ることができました。