賃貸物件退去時の手続きと注意事項について(宮崎県/検察官/39歳/男性)

僕は宮崎県に住む39歳の検察官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸契約していた物件の退去時の手続きは、引っ越しをする約一ヶ月ほど前から始めます。一ヶ月前に、まず家主か管理会社に解約する旨を伝えます。この際に退去届けをもらい、移転先や清算口座などを記入します。一週間ほど前までには、退去届けを記入して管理会社にFAXか郵送します。そして立会いの日時などを打ち合わせします。この間に新居の、ガス水道電気などの管理会社と連絡を取り開栓日を知らせましょう。前日までには、住んでいる市役所などに転出届と転居届を提出しておきましょう。そして当日は、家主や管理会社の方と立会いをして、部屋の鍵を返します。部屋の状況を確認し、補修内容を確認します。そしてその後、解約清算が行なわれ、部屋の補修費を差し引いた敷金が口座に振り込まれ、解約清算書が届きます。これが退去時の手続きの一連の流れです。


賃貸契約を解約するときには幾つか注意が必要です。管理会社や家主に解約することを通知するのは一般的には1ヶ月前とされています。しかし、通知する期間については賃貸仮契約書に記載されていますので、それぞれの契約書に従って通知するようにしましょう。もしも急に引っ越しが決まってしまった場合は、速やかに連絡しましょう。また、いきなり引っ越しが決まった場合は、家賃の支払いにも注意が必要です。賃貸契約では通知をした日から1~2ヶ月の家賃を支払う場合が多いので、急な引っ越しの際は損をしてしまう恐れがあります。家主にも迷惑をかけることにもなりますので、なるべく余裕を持って解約できるように心がけましょう。また月の途中で解約する場合は、家賃を日割り計算してくれることもあるので、家主や管理会社に確認をしてください。