賃貸物件の退去時のトラブルについて(宮城県/学者/53歳/男性)

僕は宮城県に住む53歳の学者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


マンションやアパートなどの賃貸物件から退去する時に、トラブルが増えています。内装に自分でつけた覚えがない傷の修繕費用を請求されるなどのトラブルです。このようなトラブルが起こるのは、損傷が入居時からあったものか否か判然としないことが大きな原因です。トラブルを防ぐには、物件への入居後すぐに室内を確認することが大切です。ここでは、退去時のトラブルを避けるために確認しておきたいポイントをお教えします。まず新居の引き渡しの際には、一般的に不動産会社や大家は立ち会いません。よって、引き渡し時の室内の状況を確認するのは、入居者のみとなってしまいます。ですから、入居時には、借り主、貸主が両方ともきちんと立ち会って、


室内の現況について細かく確認することが大切です。また、どうしても大家さんが立ち会えない場合は、入居者本人が壁や床などにキズを見つけたら自分で記録を残しておく必要があります。その際は、壁や床の傷、設備や給排水の状況などを細かく確認してください。見落としがないように、細かくチェックしましょう。また、傷などは口では説明がしにくいです。ですから、日付を入れた写真を残しておくと効果的です。また雨漏りやカビ、結露の発生についても、見つけたらすぐに不動産会社か貸主などに連絡しましょう。もしも、そのまま放置して被害を拡大させてしまったら、入居者の責任となってしまいます。上記のことを参考に、退去時のトラブルを防ぎましょう。