賃貸物件での初めての一人暮らしの注意点(東京都/検疫官/43歳/女性)

私は東京都に住む43歳の検疫官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


就職や進学などをきっかけに親元を離れて、賃貸マンションやアパートで一人暮らしにチャレンジすると言う人も多いのではないでしょうか。初めての一人暮らしというと、様々な面で夢が膨らみがちですが、同時に防犯面においてもすべて一人で対応することとなりますし、特に女性の場合は最大限の注意を払う必要があります。防犯上注意すべきことで重要なのは、女性の一人暮らしであることを、周囲に極力悟らせないようにする事です。具体的には、郵便受けやドアの表札には苗字の身を記載する、玄関口には男性用の靴やサンダルなどを置いておく、洗濯物も男性用のTシャツなども併せて干す、などがあります。これらは簡単に出来る防犯対策として有効です。


この他には、防犯用グッズを利用しての対策を施すことにより、空き巣などに被害を未然に防ぐことも可能になります。一例としては、玄関の鍵を二重にする、ベランダに面した窓に防犯用フィルムを貼りつける、窓用のドアロックを利用する、などがあります。いずれもホームセンターや大型スーパーなどの防犯・防災コーナーなどで購入することが出来ます。賃貸マンションやアパートでこれらのグッズを利用する際に注意したいのは、管理会社大家さんやあらかじめ確認しておく点になります。特に、鍵の取り付けや窓へのフィルム貼りは、事前に確認を取っておくことが賢明になります。サッシに取り付けるロック用器具は、取り付け取り外しが簡易で便利です。