賃貸での一人暮らしを考える(大阪府/洋菓子職人/28歳/男性)

僕は大阪府に住む28歳の洋菓子職人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


学生や社会人で賃貸での一人暮らしをしている人は多くいます。そして多くの人が最初に賃貸物件に住む時にどのように決めたらいいかが分からず、最適な選択にたどり着けなかったという経験を持っています。そこでどのようなアプローチで一人暮らしの最初の物件を決めたらいいのかを考えてみます。まず準備として必要なことは家賃を決めることです。どこまでなら支払いが可能なのかの上限を設定し、それをボーダーラインにして物件探しを進めていきます。そして駅、広さ、築年数の3つの要素のうち、どの優先順位が高いかを決めていきます。探しているうちに欲が出てきてしまいますが、大前提として、自分の理想とする条件を全て満たす物件はないということを認識しておくことが大切です。


大多数の人が、便利な駅で広くて新しい物件に住みたいと考えます。しかしその条件を満たすものほど家賃は高くなってしまいます。気がつけば最初に設定していた家賃の上限を超えてしまい、その支出が生活を圧迫してしまっては本末転倒です。大切なことは、支払いができる家賃の中で可能なかぎり条件を満たす理想に近い物件を探すことです。毎日を過ごす住宅ですので妥協することは難しい部分もあります。要はその難しいと思う度合いが大きい要素が、優先順位の高い条件となるのです。住むのに多少狭いのは問題ないけど、駅からたくさん歩くのはどうしても無理だと思うなら、駅からの距離を最優先に探すべきです。妥協点を慎重に設定しながら物件探しをすることで、自分の理想に限りなく近い物件に出会うことができます。