一人暮らしをする時の賃貸探し(福岡県/画家/38歳/男性)

僕は福岡県に住む38歳の画家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


一人暮らしを初めてする時の賃貸探しで最も注意しなければいけないポイントは“機能性を判断する”ということです。はじめて自分で部屋を持つという感覚から、つい自分の好みにあった物件を選んでしまいがちです。しかし機能的な部分で有益さがあるかどうかを見極めることが、一人暮らしの賃貸探しにおける最大のポイントなのです。機能的といえる部分にあてはまるものはいくつかあり、まず1つは方位です。南や西、南東向きは陽光がよく入ることから非常に人気があります。そしてつぎに、最寄り駅までの距離です。平均的に7分程度の物件が選ばれる傾向が最も強く、20分以上を過ぎてしまうと逆に希望者がかなりの割合で減ってしまうことがわかっています。


つまり駅から10分程度が最も効率的であり。通勤や通学にも最適な距離なのです。次に言えることは、設備です。1人暮らしで選ばれる賃貸物件では、バストイレ別、バルコニー付き、室内洗濯機置き場といった条件があるかないかで家賃の金額が変わってきます。しかし最近では大抵の物件にモニター付きインターホンがついていることもあり、防犯性の面ではどんな物件も注力していることがわかります。意外と人気が低く家賃が安いのは畳の物件です。畳敷きの物件はフローリングよりも人気が低く、そのため家賃が同じ金額で定められています。このように条件は同じでも家賃が安い物件、条件が少し良いのに同じくらいの家賃といった物件が賃貸では人気なのです。