賃貸物件に学生の子供を住まわせる(和歌山県/カメラマン/48歳/女性)

私は和歌山県に住む48歳のカメラマンです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


子供が大学入学などで親元を離れ、他県に下宿するケースが多々あります。今では、その殆どの学生が賃貸アパートに住んで通学する形をとっています。一時は、多くの大学が所有していた学生寮が閉鎖しているためです。民間のアパートに入居するためには、学生寮に入るよりも多くのお金が掛ります。そのため、友人2人とか3人で同じアパートに入居して、住居費を節減しようと考える人もいます。1部屋に複数の人数で入居すれば、家賃の折半されてそれだけ毎月の経費が安くなる計算です。しかしながら、民間のアパートに他人同士が住むとなると、アパートの賃貸の規則が変わることがあります。アパートを寮代わりとして貸すとなると、家賃の折半という訳に行かないケースもでてきます。


アパートの1部屋に、家族複数人が住むのと、他人同士の複数人が住むのでは、家賃体系が違ってくるのです。他人同士が住む場合は、1人頭の家賃徴収になり、その合計は1部屋分の家賃よりも高額になることが殆どです。アパートのオーナー側としては、1部屋に2所帯が入居するという考えの元、その分の物件の負荷を考慮に入れての策なのです。毎月の通常の家賃よりも高額な収入がある反面、住居の痛みも倍増するので、自分の所有する物件が、学生寮の代わりになるのを良しとしない大家も結構いたりします。学生さんたちが、下宿探しに苦労するのは、当にこの点なのです。双方に負担が生じることも確かですが、借りる方も、貸す方も、両者が良好な関係を築ける賃貸のルールが求められます。