学生の賃貸借契約 アパートと寮の比較(青森県/気象予報士/66歳/男性)

僕は青森県に住む66歳の気象予報士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


大学に入学して、他の地域から出て来て、はじめて一人暮らしをする学生も多いでしょう。そんな中で問題になるのが、賃貸借住宅で、「大学の寮」に入るか、それとも「アパート」で暮らすかという問題です。「寮」がない大学なら問題にはならないのですが、それがある場合は、どちらを選べばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。ではどちらが得と言えるでしょうか。今回はその点を見ていきたいと思います。まず「寮」の利点ですが、こちらはなんと言ってもその「利用料の安さ」というものがあげられます。通常の「マンション」や「アパート」に比べ、家賃が安く、また大学によっては食事がついたりと、特典もあったりします。そして基本大学の近くなので、通学が楽という面もあります。


それに対して「アパート」の場合は、なんと言っても「独立した空間で過ごせる」という利点があります。集団生活にありがちの生活上のルールや規則に縛られる事もなく、自分独自の生活環境をつくれるので、「気安さ」という面では一番と言えます。そして双方のデメリットは、「寮」はそういったルールに縛られやすく、「アパート」はこのように見てみますと、「寮」ほどの安さや特典はないと言えます。ではどちらが得なのかと言いますと、これは個人差によって意見が分かれるでしょう。集団生活で格安に暮らしたいのなら「寮」がいいですし、誰にも邪魔されず一人で気軽に暮らしたいという人は「アパート」の方がいい事になります。このように自分がどちらに向いているかを考えた上で、どちらを使うのかを決めたいものです。