私は山形県に住む57歳の裁判所調査官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅の入居の決め手になるものは、それぞれのケースで異なりますが、いずれにしても入居後に困らないかどうか十分に確認をしたいものです。　あまり家賃が高すぎると、継続して支払い続けることが難しくなってしまい、すぐに引っ越さなければならない事態にもなってしまいかねません。　たびたび引っ越しを繰り返すと、その都度費用が掛かりますから、なるべくならしばらく落ち着ける物件にしたいものです。　一方であまり家賃が安い物件の場合、もちろん生活への負担が少なくて済みますが、入居者の質があまりよくない場合もあります。　高齢の方が多いなど静かな物件も中にはありますが、狭い物件に関わらず子供の数が多くて騒がしい入居家族の物件と隣り合ってしまうこともあるので、落ち着いた暮らしのできないことになりかねません。

　また賃貸住宅では、将来にわたる暮らしやすさの確保もたいせつです。　駅前などならある程度商業施設が整備されているので困ることは少ないでしょう。　しかし郊外に行くと買い物のできる場所は限られてきます。　万が一頼りにしていた店が閉店してしまうと、暮らしにくい環境になってしまうことがあります。　とくにスーパーの閉店は食事の買い出しが困難になってしまうので、賃貸住宅からかなり離れた場所まで買い美濃に行かなければならなくなってしまうことにもなります。　周囲の店の繁盛具合などもチェックしておくことで、将来にわたって生活に変化なく暮らしていける条件が整っているかを見極めるようにしたいものです。　物件だけでなく、その周辺環境も含めて入居の判断要素としたいものです。