一戸建ての賃貸物件を借りる時の注意点(大分県/機関士/70歳/女性)

私は大分県に住む70歳の機関士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の中で、唯一集合住宅ではない一戸建てを借りるときにはいくつかの注意点を抑えておく必要があります。第一に言えるポイントとしては相場です。そもそも戸建ての物件数がそれほど多くないということもあり、相場を算出するのはあまり簡単な作業ではないのです、こうしたことを踏まえた上で、まずは自分が考えている地域と予算に当てはまる一戸建ての条件があるかどうかをチェックする所から始まります。つぎに一戸建ての場合非常に多いのが定期借家です。もともと物件を所有している人間が長期にわたって家を開ける時などに貸し出すことも多いため、借りられる期限が限られている物件、つまり定期借家物件として条件を提示していることがあります。


またよくありがちなのは戸建てだから必ず庭がある、ガレージや駐車場などがあると思っているケースです。賃貸物件はそれぞれ条件が全く異なる上、一戸建てだからといって必ずしも庭や駐車場があるとは限らないのです。基本的に戸建ての8割程度はこうしたスペースを確保していますが、していないケースもあります。またあったとしても使用料を請求するケースが有ります。庭の使用料は数百円から数千円に及ぶこともあります。戸建てにかぎらず賃貸物件は借りる時には必ず使用条件を確認することが前提となっており、自分の思い込みだけで契約を進めるのは非常に危険なことだと言えます。賃貸の一戸建ては利便性が高いぶん、慎重に見極める必要があるのです。