賃貸住宅の探し方について(群馬県/看護助手/52歳/女性)

私は群馬県に住む52歳の看護助手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探すときは、不動産情報誌や不動産情報サイトを活用するというのが一般的な探し方です。掲載されている情報の中から気に入った物件を見つけたらその情報の提供元(ほとんどの場合仲介している不動産会社、ごくまれに家主)に連絡し、部屋の下見を経た上で納得がいったら契約する、というのが通常の流れになります。近年は物件の内装写真などを豊富に掲載しているサイトもあるので、画像だけでもある程度の概要はつかむことができます。ただ、日当たりや騒音、近隣の雰囲気など現地に直接行ってみないとわからないことも多いので、よほど遠方に引っ越すのでもない限り下見はしておいた方が賢明です。特にアパートの場合マンションと異なりセキュリティは原則として自己責任になるので、入り口が面している道路の様子などは事前にチェックしておく必要があります。


一方、街の不動産屋に直接出向いて、希望条件などを述べた上で物件を紹介してもらうという昔ながらの探し方もまだ有効です。そうした不動産屋は同時に情報誌や情報サイトの情報提供元でもあることが多いのですが、誌面やサイトのスペースには制限があるため、取り扱っているすべての物件情報を提供しているとは限りません。特に新築物件や前の住人が退去したばかりの物件などは情報掲載までにタイムラグがあるので、たまたま現地を訪れたときに運よくめぐり合えるというケースもあります。また、家主・不動産屋ともそれほど営業に熱心でない物件は、最初から雑誌やサイトに掲載されないこともあります。たとえば数年後に取り壊しが決まっているがその分家賃は格安、などといった物件です。そうした物件を探しているのであれば、直接訪ねていった方が探し出せる可能性は高くなります。