僕は京都府に住む50歳の染織家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探すには、遅くとも入居希望日の2週間前までに資金や家財道具などの準備を済ませておくことが大切です。準備が整わない状態で気に入った物件を見つけたとしても、すぐに契約をするわけにはいきません。よって、実際に物件探しを始める前に、しっかりと準備をすることは欠かせません。1~3月は新生活準備のために部屋を探す人が増えます。そのためライバルが多く、掘り出し物を見つけたり、家賃交渉をするのが難しい季節です。その時期を避ければ、掘り出し物も見つけやすく、家賃交渉もしやすいと言われています。なお、家賃交渉をする際は、家賃か礼金のどちらか一方を下げてもらえることが多いようです。よって、年間の出費がそれぞれいくらになるかを計算すると、判断しやすくなります。
賃貸物件の探し方は不動産屋へ直接運ぶ方法だけでなく、住宅情報誌やインターネットを活用する方法があります。そして、それぞれのメリットとデメリットをよく理解して利用することが大切です。住宅情報誌は条件の良い目玉物件が載っていることが多いですが、情報に偏りがあります。したがって、家賃の相場を知りたいときにはあまり参考になりません。また、リアルタイムで情報を更新することが出来ないため、問い合わせた時にはすでに入居者が決まっていることもあります。インターネットは条件を入力して、豊富な情報の中から検索することができます。しかし、それらの情報に目を通すには多くの時間がかかります。また、ほんの少し条件を変えただけで検索結果が変わってくるので、利用する際には工夫が必要です。ただし、最終的には実際に部屋を見ることが重要です。その際には、事前にチェック項目をメモしておけば、失敗を防ぐことができます。