写真を使った賃貸の選び方(秋田県/航空機関士/64歳/女性)

私は秋田県に住む64歳の航空機関士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


人間の記憶はあいまいになるものです。それで大切な検討をするときには、記憶だけに頼るべきではありません。これは賢い賃貸の選び方にも当てはまります。賃貸物件を選ぶときには、最初に見せてもらった物件で即決することはあまりないでしょう。いくつもの物件を見せてもらって、比較検討してから決める人がほとんどのはずです。この比較検討をするときに問題となりやすいのが、記憶があいまいになっているという点です。たくさんの物件を見すぎたせいで、どれがどれだったか忘れるのです。これを避けるために、部屋を見せてもらった時に写真を撮ることが役立ちます。部屋の隅々まで写真に収めておくと、本気で再検討するときに大いに役立つのです。


写真の撮り方にもコツがあります。写真を大量に撮るので、どの写真がどの物件のものなのかが分からなくなることがあります。これを避けるためには、写真を撮る段階で一工夫必要です。各物件の内覧を始めるときに、一番最初にその物件の看板を写真でとっておくのです。その後に、その物件の部屋の中の写真を撮ります。そうすると後から写真を見返すときに、一連の写真がどの物件のものかがすぐに分かるのです。一つの物件でいくつかの部屋を見るときは、どうしたらいいのでしょうか。物件の看板の他に、各部屋番号を写真でとります。その後に部屋の写真を取れば、面倒なフォルダ分けをしなくても一目瞭然です。あとで比較検討することを前提に写真を撮ると便利です。