ライフサイクルに合わせた賃貸の選び方(福井県/薬剤師/62歳/男性)

僕は福井県に住む62歳の薬剤師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件は自由自在に住み替えができるので、ライフサイクルに合わせて物件を選んで住み替えるのが理想的です。特に家族の人数の増減に合わせて広い物件やコンパクトな物件に住み替えることで、住居費を大幅に節約することができます。その場合の賢い選び方としては、1人当たりの面積が20平米前後になるように物件を探す方法があるのです。そこで新婚カップルであれば、40平米程度の賃貸アパートやマンションを選ぶことで、最小限の住居費で快適な空間が確保できるのです。そして子供が産まれて3人家族や4人家族になったときには、専有面積が60平米から80平米程度の物件を選ぶのがポイントです。このように家族構成に合わせて選ぶことで、必要な時期に必要な面積を確保できるのです。


また子供が成人して独立した場合には、子供がいる世帯も夫婦だけでの生活になるのが一般的です。そのために50代や60代で子供が独立したときには、またコンパクトなサイズの賃貸物件に住み替えるのが賢い選び方です。特に定年退職後にコンパクトな物件への住み替えを行うことで、年金収入で十分に暮らせる賃料の割安な物件で生活できるメリットがあります。またコンパクトな物件は掃除も楽なので、高齢者の夫婦が二人で暮らすときにも便利です。このように家族構成やライフサイクルで住み替えることで、マイホームを購入するよりも住居費の総額を節約することができます。また住居費の節約を実現することで、浮いたお金で海外旅行に行くこともできます。