賃貸物件に暮らすメリット(滋賀県/イタコ/20歳/女性)

私は滋賀県に住む20歳のイタコです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


世の中には賃貸物件に暮らすことに対して、長年支払わなくてはならない家賃が無駄になってしまうという意見があります。確かに長年家賃を支払い続けていけばその総額はかなりの金額になってしまいますし、それだけの金額があればマイホームを購入できるかもしれません。しかし、比較的若い世代を中心として多くの人たちが賃貸物件に暮らすことを選択しています。その理由としては、固定資産税などの負担がないという税金面での有利さがあります。マイホームを手に入れた場合、固定資産税のほかにも都市計画税、集合住宅などでは修繕費の積立などの支出があります。しかし、賃貸物件では基本的には家賃以外の支出はありません。そのため、経済的には比較的負担の少ない暮らしをすることが可能なのです。


また、家族構成やライフスタイルに合わせて気軽に転居することができる点も賃貸物件に暮らすメリットのひとつとなっています。子供の独立や自身の転職などで転居を考えた場合、マイホームに暮らしている人はなかなか気軽に転居することはできませんが、賃貸物件に暮らしている人は希望に合った物件さえあれば、何の気兼ねもなく直ぐに転居をすることができるのです。また、マイホームの場合、ほとんどの人が住宅ローンを利用することになりますが、仮に収入が減ってしまった場合、ローンの支払いのために家計は大きな負担を強いられることになります。その点、いつでも気軽に転居できる環境にある人の場合、自分の収入に合わせて住む物件を変えることが可能です。