僕は宮城県に住む50歳のファシリティマネジャーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸にはメリットとデメリットがあるのは当然ですが、自分の工夫次第でデメリットをメリットとしてとらえることも可能になるということです。たとえば、賃貸だとインテリアやDIYなどのできる部分が限られていて、自分の好きなように変えることが難しいという人もいますが、そこをうまく改善すれば自分だけのお気に入りの部屋にすることも可能なのです。たとえば壁紙を変えたいけれど傷つけると困る、というときには、まずマスキングテープを壁の四方と中央など壁紙の大きさに合わせて壁につけておきます。その上から強力な両面テープをはって壁紙をはりつけるという方法です。そうすることで元の壁紙を傷つけることがないということなのです。
賃貸だからできない、ということはよごどでない限りない、ということをいう人もいます。壁紙は最近では壁にホッチキスでとめる、という人もいます。ホッチキスなら穴も小さくてよくみない限りはわからないから、ということです。キッチンなどが少し古くて嫌だ、と思ったらそこにも好きな壁紙や板にスプレーなどで好きな色を塗って、壁紙と同じようにはりつける、ということも可能です。自分で工夫することで、自分の好みの部屋へと変えることができるのです。賃貸だからこそ、という悩みで多いのが3点ユニットのことなのですが、一人暮らしの人のなかにはその場所さえ自分で工夫している人もいるということです。賃貸は自分の感覚と工夫で改善できるということなのです。