私は愛媛県に住む32歳のファシリティマネジャーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

物件の購入にはローンなどを組んで価格で買う購入と、月々のレンタル料を大家に支払って家にすむ賃貸があります。一見すると賃貸の方が安くすむと思いがちですが、ここではデメリットについて検証していきます。短期的にみると安くなると思われがちですが、これを10年や20年単位で計算していくと少しずつ金額に差が開き始めてきます。一般的には約1000万から多くなると2000万ぐらいの差が最終的にあると言われていますので、1つの賃貸物件に長く住み続けるとなりますと、将来的にメリットよりデメリットの方が大きくなるかもしれません。これによって自分の将来の生活が大きく変わってしまうこともありますので、メリットとデメリットをそれぞれ比較しながら最終的に決断をすると良いでしょう。

　そして賃貸物件にはまだデメリットがあります。それは、その物件に住み続けている限りずっと家賃を支払い続けなければならない点です。社会人として働いている間はそれほど考えないかもしれませんが、退職して年金生活になるとこの賃貸料をというのは以外にやっかいになってきます。退職すると当然ながらその時から今まで会社から受け取っていた賃金がストップしてしまいます。何千万もの貯蓄がある場合はあまり問題はありませんが、そうでない時は少しやっかいです。物件にもよりますが、大体家賃の平均価格が5万から10万前後である場合、それだけで年間で60万から場合によっては100万以上の出費になってしまいます。これは小さいようで大きな問題となります。よって、物件を購入する時は短期的に考えるのではなく、メリットやデメリットを総合的に判断してどちらにするか選択するかと良いと思います。