僕は栃木県に住む53歳の科学者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸のデメリットとしてまず借り続けている限り延々と賃料を払わないといけないといった点がありますが、これは同時並行して貯金をすることで解消することが可能です。戸建てや分譲マンションは確かに購入してしまえばその後は一生賃料を払う必要はありませんが、その一方でローンの返済に追われることになり、その月々の返済額次第では賃貸の方が安くなることが多いです。さらに、分譲マンションや戸建ては時間とともに劣化していくため、ローンの返済が終わった頃には改修や修繕、もしくは建て替えをする必要に迫られるケースがあるため、結果的に費用が高額になる可能性が大きいのです。それでしたら、最初から月々の費用が安い賃貸物件に済み、浮いたお金で貯金をして、そのお金で最終的に戸建てやマンションを購入した方が相対的に見て安くなることもあります。

賃貸には契約を結ぶときに敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用が発生するといったデメリットがありますが、これは賢く不動産会社を探すことで解消可能なデメリットです。というのも、不動産会社によっては仲介手数料が半分、もしくは無料になることもあるからです。これと同じことが敷金や礼金にもいえますので、初期費用を払いたくないのであれば不動産会社をじっくりと比較すると良いです。ただし、礼金などと違い敷金はいずれ返ってくるお金です。さらに、万が一家賃が払えないようなケースにおいては敷金から家賃を支払うことになるため、保険という意味でもメリットのあるお金ですので、あえてデメリットを享受してお部屋を借りるのも賢い賃貸契約のあり方です。