私は高知県に住む35歳の環境計量士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸の場合の通勤時間といっても別段家がどこにあるかの話しになります。ただ賃貸の場合には一戸建てと違って鉄道路線駅を利用する場合が多く、駅までは移動手段としては自転車やバイク、徒歩になり、職場があるポイントは重要になって来ます。中には職場が10分以内という場合があり、かえって運動不足を訴える人もあると聞き、好ましいのは30分以内という意見が多いようです。またベッドタウンあたりでは1時間未満というのも多いようです。これは通勤圏としては好ましい範囲であり、統計上も公務員の平均通勤時間にも当たるようで、会社員となるとこれが30分未満に落ち着くようです。女性の場合の調査では近場が好まれる傾向にあり、男性は10分未満から1時間半の範囲までは許せるものの、女性はその半分の時間までとなっています。
又、1時間半となると通勤で通うのがキツくなります。乗り換え駅があって2時間未満や2時間以上となると、定期券の購入代金も相当な額になって来ますし、疲れも出て来ます。通勤時間が長くなるとこれを移動する時間は無駄なものと捉えるか、それとも制限はあるものの自由な時間として使えるとるかで長い人生においては全く別の意味をもたらします。統計によると1980年時点に比較して、現在と勤務時間はほぼ同じなのに、勤務時間は明らかに短くなっています。これは交通機関も鉄道路線の利用駅が増えたり、手段が増えたり、交通機関が効率的に整理されて来たためと思われます。電車とバス利用という場合もありますが、乗り継ぎで待ち時間があるのは効率的でないととる人が多いようです。これらのことから通勤時間と幸福度は相関関係を持つと見られています。