僕は宮城県に住む37歳の森林コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
多くの注意点がある賃貸住宅選びですが、その中でも生活の利便性に直接関わるのが通勤時間です。これを重視して物件を選ぶことでより快適な生活を送ることができます。当然通勤時間が短い物件ほど理想ですが、実際に賃貸マンションやアパートを選ぶ時にはどこかで必ず妥協をする必要が出てきます。この妥協ポイントをうまく見出すのが何よりも大事になってきます。そのコツの一つが復数の交通機関の利用を想定して決めるという点です。例えば駅近と呼ばれるマンションやアパートは駅に近い賃貸物件のため、とても人気があります。駅の利用だけで見れば最高の交通アクセスの良さとなりますが、それ以外の交通機関のアクセスが悪い場合はそれだけ価値も下がります。
例えその物件の駅までの距離が遠く通勤時間が長くかかる物件でも、他の交通機関を併用することで通勤までの時間を短縮できるケースも多くあります。また大規模な宅地や多数のマンションがあるような場所ではほとんど住民専用のバス停が設けられるケースもあります。この場合は通勤時間の短縮に大いに役立つことが多いので、賃貸物件としては賃料がやや高めでも選ぶ価値のある物件となります。交通機関とその物件との距離は物件価値に密接に関わっていますが、様々な事由でそれが釣り合っていないケースもたまにあります。その場合は賃料の割には交通アクセスが良い物件も見つかることがあります。このように通勤時間はその賃貸住宅と交通機関アクセスの良さが関わってきますが、工夫次第でもっと短縮できたりあるいは最初から賃料が釣り合っていない優良な物件もあります。