賃貸物件探しは通勤時間が重要ポイント(香川県/通信士/70歳/女性)

私は香川県に住む70歳の通信士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


住まいの賃貸物件探しには、様々な条件を考慮して行われます。間取り、日当たり、近隣環境などでが主な条件となります。働き盛りの現役世代の人たちにとっては、居住環境も大事ですが、やはり自宅から職場までの通勤時間が最重要な条件となります。郊外から都市部に通勤するには、公共交通機関を利用するのが一般的です。つまり、駅やバス停から近い物件を探すことになります。通勤時間は「ドア・ツー・ドア」といわれ、自宅のドアから職場のドアに至るまでの全ての所要時間を含みます。地域によって平均的な通勤時間は様々ですが、一時間から二時間以内がもっとも理想的とされています。賃貸物件探しも、これを基準にして行われているようです。


東京・首都圏の場合、鉄道沿線をもとに賃貸物件探しが行われることが一般的です。同じ鉄道沿線あっても、急行が停まる駅と各駅停車のみしか停まらない駅、他線との乗り換えが可能なターミナル駅、それぞれに物件の付加価値があります。そして、「最寄り駅まで徒歩で何分で行けるか」ということが重要になります。徒歩30分以上かかる場合は付加価値が下がるようです。東京・主権の場合、鉄道沿線からはずれてバス路線沿いにある賃貸物件には、格安物件が多くあります。多くの場合、バスと鉄道を乗り換えて通勤することになり、待ち時間などが加わるため通勤時間も長くなります。通勤時間が長くなれば、どんなに居住環境の良い住居でも「自宅には寝るために変えるだけ」の存在になってしまいます。