私は秋田県に住む68歳の心理療法士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を比較する要素として、窓や壁の断熱・遮断・防音効果の違いは欠かせません。基本的に、断熱・遮断・防音効果は、築年数が新しいと、それなりに期待出来ますが、築年数が古いと、ほとんど期待出来ません。最近では、古い賃貸物件にリフォームを施して、外観や設備を整えることで、多少なりとも改善されている可能性がありますが、過剰な期待は禁物です。防音対策に関しては、本格的に対処しようとすると、高額な費用が掛かりますので、音に敏感な人は、比較的新しい賃貸物件を選ぶようにする必要があります。しかし、新築物件であっても、防音対策が緩慢な場合がありますので、気になる人は、実際に下見をした時に、防音効果の程度をしっかり確認することが必要です。
築年数が古い場合は、断熱・遮熱効果も低いのですが、防音対策とは違い、自力で補修対応が出来ます。築年数が古いと、大き目の窓が取り付けられている場合が多いので、夏の強い日差しがたくさん入り込み、室温が上がってしまいます。特に、西日が入り込む場合には、その影響は非常に大きいと言えます。具体的な対策として、ガラス窓に断熱シートを貼る方式が挙げられます。断熱シートには様々な種類がありますが、最もお手軽なのは、霧吹きでガラス窓に万遍なく水を噴霧して貼り付ける方式です。剥がれたら貼り直す必要がありますが、糊で張り付けるのとは違い、ガラスを汚さないで済みますので、賃貸物件には最適です。更に、断熱シートを貼ると、日差しを遮り、室温の上昇を抑えることから、冷房費を節約出来ます。