築年数が経った賃貸のリノベーションが人気(福島県/録音技師/61歳/男性)

僕は福島県に住む61歳の録音技師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


最近、古くなった団地や賃貸住宅をリノベーションして貸し出す物件が話題になっています。リノベーションとは元々あった建物に大規模な改修工事を行うことで性能を向上させたりすることを言います。新築時のものとは状態も価値も違うものに変えてしまうことであり、新築のときのように復元するリフォームとは異なります。築年数が古くなり現代のライフスタイルに合わなくなってしまった団地や賃貸物件は借り手が付きにくくなり、大家さんの収入も減ってしまいます。その間取りをリノベーションして現代的なスタイルに合わせ、賃貸物件としての価値を高め、また若い世代の人でも快適に過ごせるように改修して貸し出すことで貸す側も借りる側にとっても有益な物件になっています。


古くなった団地やマンションはエレベーターなどがなく不便な一方で家賃が安いのでリノベーションで部屋の中が新築同様に改修されていてもさほど高くない家賃で借りることができます。これに目をつけた企業が、団地などと共同でリノベーションを行う物件も増えてきています。例えば、外国の大手家具の企業は欧風のカラフルで斬新なデザインの家具や壁紙を利用したリノベーションを行っています。また、シンプルな生活を意識した日本の雑貨や家具を扱う企業は、独自のシンプルな家具や雑貨を駆使して無駄の少ない生活のしやすいリノベーションを行っています。このように、最近では築年数が経過してしまった賃貸でも新築同様にリノベーションされ快適に生活できるよう工夫され始めています。