賃貸の築年数について(長野県/事務員/55歳/女性)

私は長野県に住む55歳の事務員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸の物件を探し始める時には、それぞれ重視する条件やこだわりたい箇所がある方がほとんどです。通勤時間、日当たり、間取り、学校から近いなどたくさんの条件がでてきますが、築年数を気にされる方も少なくありません。物件の情報を見ていると、築年数が載っていますが、年数によって内装や、建物の強度の差などがでています。築20年以上の物件になると、洗面台が無かったり、トイレがウォシュレットがついていない、お風呂場がタイル張りなのでカビが出やすく掃除に手間がかかる事があります。また畳の部屋の割合が多く、フローリングの部屋が少なめです。照明がひもで引っ張って、つけたり消したりするタイプのものが多いので、リモコン照明を使う場合は、取り付け口を変えて対応します。


小さなお子さんがいると、段差が多かく落ちたり、転んでしまったり、勢いのある引き戸が多いので指を挟まれてしまわないようにガードを作ったり、隙間を埋めていおいた方が良いです。中には耐震工事を済ませている物件もありますし、リフォームをして内装がきれいになり住みやすくなっている物件もあります。入退去時にきちんとしたケアをしていると、築年数が20年以上の物件でも問題なく暮らせます。築年数の新しい物件に住みなれていると、築年数の古い物件に不便を感じることも多いとは思いますが、実際に足を運んでみると、木の柱にぬくもりがありますし、床の間や、縁側があう物件もあり風情を感じます。ここは古さならではの良いところです。