賃貸物件と築年数について(兵庫県/能楽師/32歳/男性)

僕は兵庫県に住む32歳の能楽師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


インターネットなどで賃貸物件を探していると、築年数に目が行くことが多いのではないでしょうか。新築物件から築年数数十年という物件まで幅広く見つける事ができます。最寄駅からの距離や交通の便の他に、この築年数は家賃が決まる上で重要な要素となります。古い物件であればあるほど、月々の家賃が下がっていくという傾向があります。「住みたいエリアを見つけたけれど家賃が高くて諦めなければ難しいかな」という方は、少し古めの物件を探してみるのも1つの方法です。また、意外とそういった物件の方が駅から近い場所にあったり生活に便利な場所にあることが多いです。「駅前が発展する前に確保された土地に建てられた賃貸物件」など、理由はご納得いただけるのではないでしょうか。


インターネットで賃貸物件を探していると、築年数20年、30年という物件に出会う事は決して珍しいことではありません。その年数を見て、「この物件はやめておこう」と選択する方もおられるかと思います。ただし、その選択がもったいない選択であることもあります。それは、室内の設備が最新のものにリフォームされている、ということも多くあるからです。「リノベーション物件」という言葉を耳にされたことはないでしょうか。これはまさに、築年数が古い物件をデザイナーが作り直し、お洒落で生活しやすい空間にしたものです。テレビ番組の特集などで取りあげられていることも多いかと思います。「リノベーション物件」まではいかなくても、古い物件だけど実際に建物や室内を見たらきれいだったということも多々あります。気になるエリアで気になる物件を見つけたらまずは1度実際に見せてもらうことが良いお部屋に出会うための秘訣です。