賃貸住宅の家賃は築年数に比例する。(宮城県/弁護士/60歳/女性)

私は宮城県に住む60歳の弁護士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を選ぶ際に、最も重要視する部分とはどこでしょうか。それは、住むひとによってかなり違ってきます。ひとり暮らしの学生の場合は、学校からの距離が一番のポイントです。初めてのひとり暮らしの場合も多いので、両親は安全性も気になります。女の子の場合は特に、夜道でも明るいところや、オートロック式のマンションなどがいいかもしれません。社会人や新婚夫婦など働いている人は、会社からの利便性が重要です。毎日の通勤は少しでも楽な方が便利です。子どもがいる世帯の場合は、学校や公園などは近くにあるのか、周辺の環境や安全性なども気になります。あとは、自分の好きな土地であること、間取りや設備が魅力的であることなどがあげられます。


このようにたくさんのポイントがあげられますが、一番気になるのはやはり家賃ではないでしょうか。毎月支払っていくものなので、少しでも安い方が助かります。自分たちの希望するような物件と、家賃のバランスがうまく取れた住宅を探すことが重要となっています。一般的に、家賃は築年数に比例します。古い住宅は安く、新築なら高くなっているということです。築年数の古い住宅は、設備や間取りが古く使いにくい場合もありますが、何とも言えないレトロ感があります。新築住宅には出せない雰囲気はとても魅力的です。また最近では、築年数が古くても、大きく改装している住宅があります。若い人々も利用しやすいように工夫されているところもありますので、よく探しましょう。