私は石川県に住む26歳のサウンドクリエイターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探すときにできるだけ新しいところに住みたいと考える人が多いのも事実です。しかし築年数がある程度立っているからといって、それだけの理由で候補から外してしまうと掘り出し物の物件を逃してしまうこともあります。もちろん築年数は新しいほうがトラブルは少ないと言えますが、築年数が経過していてもきちんと管理され、メンテナンスやリフォームなどの修繕工事をしているところであれば、全く問題なく快適に住むことができるものです。築年数が経過している分だけ、家賃がもともと安く設定されていたり、入居するときに家賃の値下げや敷金・礼金の減額などの交渉にも応じてくれやすいことも新築よりもおおくなります。ですから築年数が20年程度までで、きちんと管理されている物件はむしろ積極的に選択肢に入れて検討すべきです。
とはいえ、気をつけなければならない点もあります。建物自体は大丈夫でも、設備に関しては故障する時期にかかっている可能性があるということです。湯沸し器やストーブ、エアコンなどで物件に最初から設置されているものは、10年ほど経過した段階で壊れる可能性が一気に高くなります。それで契約する前に設備の状態、いつ交換したものなのかなどを確認しておくことが大事なことです。下見に行った時に、製造年数などを見ておくのも良い方法ですし、これは設置から何年くらいたっているものですか、などと聞いてみるのもお勧めです。さらに故障した時にきちんと交換・修理を大家さん側で行ってもらえることを確約しておくことも重要です。このようにきちんとポイントを抑えておけば、多少古い物件でもお得に住める物件はたくさんありますから、新築だけにこだわらずに探してみることも良い物件探しには欠かせないことと言えます。