築年数が古い賃貸物件について(佐賀県/クレーン運転士/34歳/男性)

僕は佐賀県に住む34歳のクレーン運転士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


築年数が古い賃貸物件に対しては、汚い、狭い、暗いなどというマイナスイメージを持つ人が大半です。実際にそうとしか言いようのない物件も賃貸市場に出回っているのは事実ですが、新築物件と比べても何の遜色もないような掘り出し物も存在しています。一般的に築年数が10年を超えると、借り手が見つかりにくくなりますので、家賃がグッと安くなります。建ててから10年も経てば、長年の汚れが目立つようになってきますし、設備も傷んできますので、人気が落ちて当然です。ですが、現実的なことを考えると、築10年程度で思い切ったリフォームを実施できるオーナーはほとんどいません。その程度の築年数で高額のリフォーム費用を支出するということになると、大赤字になってしまうためです。


 しかし、さすがに築20年位も経てば、そんなことは言っていられなくなります。給排水管設備等もそろそろ寿命を迎えることになりますので、大掛かりなリフォームが施されるケースが少なくありません。この給排水管設備のリフォームと同時に水廻り設備が交換される場合が多いので、築20年程度の賃貸物件の中には、かなり良い物件が存在しています。トイレやお風呂は、素肌が触れる設備ですので、他人の使用感が残っていると、あまり気持ち良くありません。しかし、それらが新しい物と交換されていますので、とても快適です。壁紙などもキレイに張り替えられていますので、室内の印象もとても明るくなっています。それでいて、新築物件よりは、はるかにリーズナブルな家賃になっていますので、まさに狙い目だと言うことができます。