私は岐阜県に住む67歳のアニメーターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
築年数が20年、30年と経っている古い賃貸物件の中にも、キレイにリフォームされて一見新築物件のように見えるようなものがあります。中には、畳をフローリングに変更したり、水廻り設備を丸ごと新しい物に交換するようなリフォームを実施している物件もあります。古くても、そのようなリフォームが施されている賃貸物件を借りる場合であれば、新築同様の快適さを味わうことができますので、高い満足感を得ることができます。建物の外観には大きく手が加えられていないケースが多いので、外から見た印象としてはそれなりの古さを感じさせる外観になっている場合が多いですが、室内は新築並みにキレイになっています。ですので、賃貸物件を借りようと考えている場合には、選択肢の一つに加えるのが得策です。
ただし、気をつけなくてはならないこともあります。室内のリフォームがキレイになされていたとしても、給排水管の交換がなされていない物件の場合、水道水に錆が混ざるようなことがあります。給排水管の交換が実施されたかどうかは、外から見ただけでは知ることができませんので、実際に水道の蛇口から水を出して確かめてみたり、不動産屋さんに確認を取ってみたりする必要があります。また、1981年よりも前に建てられた物件の場合、現在の新耐震基準を満たしていない可能性があります。いくら見た目がキレイになっていたとしても、大きな地震が起きた際に倒壊してしまう心配がある建物に住むというのは考えものです。ですので、耐震補強がなされているかどうかを必ず確認してみた方がよいでしょう。