私は広島県に住む70歳のグラフィックデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を決める場合に、住んでみた後に問題が見つかったり間取りによっては快適に過ごすことができないような失敗もありますので、注意点を少しご紹介していきたいと思います。一人暮らしの物件にはトイレとお風呂が一緒になっているものが多いですが、できれば別々の方が過ごしやすいですし、ロフトは夏には蒸し暑く冬は寒いため利用されないデッドスペースとなってしまうことも多いと言われております。収納が少ないと洋服ダンスなどを置いて部屋が狭くなってしまいますし、部屋の中がごちゃごちゃとしてすっきり感が失われてしまいますので、できるだけ収納が充実している物件を選んだ方がよいでしょう。以外と見逃しがちなのがコンセントと位置ですが、使い勝手を考えてチェックされてみてください。
間取りで大切なことに窓の位置がありますが、日中日当りが悪いと洗濯物も乾きにくいですし、どの方角に向いているかによっては過ごしやすくないケースがあるかもしれません。日当りは位置だけではなく、周りに建物があることで日陰になってしまっている場合もありますし、梅雨の季節にはカビが生えやすくなってしまいますので周囲環境を確認してみましょう。部屋の中にベッドなど大型の家具を置かれる場合は、クローゼットの扉や引き戸の扉が邪魔をしてしまうケースがありますので注意されてみてください。写真や図面だけで物件を判断してしまわずに内見をさせてもらうことがとても大切ですし、周辺の環境を昼間と夕方の2回確認するとよいでしょう。