後悔しない賃貸の間取りとは(北海道/画家/20歳/男性)

僕は北海道に住む20歳の画家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


新生活を始めるときには、わくわくするものです。初めて実家を出て一人暮らしをする人の場合は、特にそういえます。大人の仲間入りをした気持ちになるからです。しかし、本当に楽しい一人暮らしをするためには、賃貸の間取り選びが肝心です。賃貸の間取りによっては、思ってもいなかったような面倒な問題に直面するからです。一般的には、少しでも広い部屋が好まれます。もしくは、広く見える部屋が人気になります。広く見える部屋のタイプに、ワンルームがあります。家の中を仕切らずに一つの部屋にしているので、空間が大きくなります。物件を見せてもらうときには、特に広く感じることでしょう。ここで必要なのが、生活を始めたときのイメージです。


生活を始めれば、少なからず自炊をすることでしょう。節約のために自炊をする人もいれば、健康のためにする人もいます。自炊をし始めて気が付くのは、油汚れです。実家には台所があって、台所をほかの部屋とは隔離して閉め切れる家も多いはずです。その結果、台所の油汚れは家の他の部屋には拡散しません。しかし、ワンルームの場合は、台所スペースと居住スペースが一緒です。それで、油汚れを上手にシャットアウトするのに、工夫がいるのです。この点、台所にドアがある1Kタイプの部屋では、部屋の油汚れをあまり心配する必要はありません。このように部屋を見せてもらうときには、実際の生活をイメージしながら間取りを考えることが大切です。