僕は福島県に住む41歳の鑑定人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
一人暮らしで選ぶのか、複数の家族で暮らすのかで、賃貸物件での必要な間取りは変わってきます。一人ですとワンルームで充分に暮らしていけますので、バス・トイレ・キッチンがそれについていれば、問題ないですね。しかし、一人同居人が増えてくると一部屋だけでは狭すぎます。リビングと寝室とさらに一部屋は欲しいところです。間取りの多い方が、それぞれの家族がプライバシーを守れ、くつろぐこともできます。フラットな構成のマンションは、できるだけ仕切りのできる空間があると望ましいです。一方、掃除などの家事を考えると、逆に間取りが細かく分かれていない方が、本当に便利で楽な場合もあります。主婦的な考え方でいくと、間取りは少ない方が便利なのでしょう。
一軒家の賃貸物件ですと、平屋以外なら二階建て・三階建てとありますので、自然と部屋数も多くなります。階段を登り降りすることを考えるのでしたら、高齢になってからは住みにくい可能性もありますが、逆に階段を毎日登ることで、よい運動にもなります。その分、足腰が衰えにくいという利点もありますよ。便利なフラットの生活に慣れてしまいますと、そうした筋肉を逆に使わなくなりますので、弱る恐れも出てきますね。階段のある賃貸ですと、若い者はなるべく上段の部屋で暮らし、高齢者は下で暮らすという分け方もあります。トイレが一階とニ階の両方についていれば、家族が多くても安心です。特に朝の忙しい時などは、トイレの奪い合いでストレスがかかりますので、トイレは多い方がいいですね。