僕は群馬県に住む70歳の工業デザイナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探す場合は、その間取りをよく見る必要がありますが、きちんと見ようと思ってもインターネットも不動産情報誌も、間取り図に記載されている記号の意味を書いていない場合もあるものです。そのため、見方が分からないという方も少なくないでしょう。これは、入居希望者の立場になって考えていないことや、全ての不動産業者が同じ基準で書いていないことが原因に挙げられます。入居希望者は賃貸物件の間取り図の見方を教えてもらわなければ、ネットでも不動産情報誌でもそうですし、不動産業者に出向いて見せてもらったとしても、その物件のイメージは湧きません。キッチンやお風呂場などの配置は分かっても、それ以外の詳細な部分について気にする方も多くいます。
不動産業者にとってはあまり気にならないと思うことでも、入居希望者にとっては大きな問題となる可能性があることは不動産業者に知っておいて貰いたい部分かもしれません。物件によってはダイニングキッチンやリビングダイニングキッチンという表記はされているものの、肝心の広さについては明記されていない場合などでは借りようとする方にとっては非常にきになりますし、判断が付かないということもあるかもしれません。逆に広さだけ記載をされている場合もありますが、洋室と和室ではその広さが違いますので注意しなければなりません。そのため、賃貸物件の正確な間取りを把握するためには、不動産業者に出向き、一緒に下見をすることが大切になります。