ファミリー向けの賃貸マンションの間取り(福井県/評論家/66歳/女性)

私は福井県に住む66歳の評論家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


ファミリー向けの賃貸マンションをいろいろ見てみると、古い物件と築浅の物件に間取りの違いを感じる。古い物件は3DKや4DKといったリビングがない間取りが多い。古い物件は部屋が細かく分かれており、部屋と部屋を仕切るのが襖だったりする。また洗濯機置き場が外にあったり、お風呂が給湯式ではなかったりと昭和を感じさせる物件である。築浅の物件は2LDK、3LDKと4LDKといったリビングがある間取りとなる。このLDKの広さは最低でも12畳のスペースがいるそうです。なので2DKと2LDKを比べると、必然的に2LDKの方が専用面積が広くなることが多いです。リビングがあるとソファーなども置けますから、現代的な間取りと言えるでしょう。


さてファミリー向けの間取りでどんな点で注意したほうがいいか考えてみましょう。ファミリーに人気なのは3LDKや4LDKだそうです。これは一般的な子供2人いる4人家族のタイプです。このタイプのお部屋なら子供一人ずつに個室を与えられます。しかし子供に個室がいる時期というのは、平均すると10年ちょっとらしいです。子供が進学したり結婚したりして家を出ると、夫婦ふたりで3LDKや4LDKは広すぎたりします。実際4LDKの分譲戸建てを購入した夫婦が、子供の独立とともに駅近のこじんまりとしたマンションに移り住むという話も聞きます。賃貸に住んでいると家族構成の変化にも簡単に対応できますし、急な転勤にも慌てることがありません。賃貸と分譲のメリットとデメリットを自分でよく考えて、住まいを選んではいかがでしょうか。