生活に適した間取りの賃貸を選ぶ(熊本県/研究員/60歳/男性)

僕は熊本県に住む60歳の研究員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を選ぶ際に誰もが気にかけるのは間取りの広さでしょう。部屋の広さはそのまま生活スタイルの利便性に多かれ少なかれ影響を及ぼす事になるので、熟考に熟考を重ねて選ぶ必要があります。生活空間は入居者の人員構成によって大きく左右します。一人暮らしの場合はワンルームでも充分ですが、4人家族なら少なくとも4部屋以上は必要になるでしょう。このように自分のライフスタイルに見合った物件を選ばなければなりません。また部屋の広さを多さは掃除のしやすさにも関わってきます。ワンルームなら掃除は楽と思われがちですが、風呂場の排水溝やタイルの隙間の汚れ、サッシの汚れや壁紙のシミなど細かい部分に目を向ければ、とても一日では終わりません。


もっと広い間取りの物件ならば、本腰を入れた大掃除は人によってはそれこそ一週間もかかるケースがあるので、ズボラな人には向かないかもしれません。たかが掃除と思う人もいるかもしれませんが、常に物が散らかっている乱雑な部屋では生活効率が低下するとの検証結果もあるので、決して蔑ろには出来ない項目なのです。フローリングか畳かでも掃除のしやすさは違ってきます。フローリングは掃くのも拭くのも楽ですが、畳はそうはいきません。一枚一枚取り外してホコリをとったりする必要があるので、この点も留意しておきましょう。上記の様に間取りの種類によってメリットとデメリットが混在します。それを踏まえて自身の生活環境に適した物件を選ばなければなりません。