僕は宮崎県に住む70歳の大工です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

今般の不動産を取り巻く状況は、いわゆるアベノミクス効果により、よくなってきているといえます。分譲に関しても好調でありますが、賃貸物件を扱う不動産業者においても、その業績は、回復傾向が顕著になっているといいます。マンションやアパートを選ぶポイントはいろいろあるといえますが、現在では、間取りにこだわる人も多くなってきているとのことです。間取りのタイプもいろいろありますが、独り暮らしであれば、1LDKや1Kの間取りが人気を博しているといいます。夫婦二人住まいでは、2LDK、子供のいる家では、3LDKなどを選択する人が多いとされます。駅までの距離や、家賃などの要素よりも、間取りを重視するという人も多くなってきているといいます。

独り暮らしならともかく、家族に小さい子供や年寄りを抱える世帯では、近隣に医療機関やコンビニエンスストアなどがある物件を好んで選ぶといいます。引越しをするにも、敷金・礼金などの不動産に支払う金額のほかに、引越し代など多くの出費を伴いますので、何度もできるわけではありません。また、賃貸物件に住むには、家賃がかかります。「家賃がもったいないから住宅を買えば」と簡単にいう人がいますが、簡単に購入できるものではありません。住んでいる人の勤務先が全国に支店を持っている会社であれば、いつ転勤になるかも解かりません。よく、賃貸物件と分譲はどっちが得かという議論もありますが、なかなかはっきりとしたことはいうことができません。その人のおかれた状況次第ということができます。