賃貸物件に引っ越す時に必要な初期費用とは(滋賀県/計量士/51歳/男性)

僕は滋賀県に住む51歳の計量士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に引越をするとなると、ある程度のまとまった初期費用が必要となります。では、その内訳はどのようになっているのでしょうか。まずは、引っ越し費用が必要です。多くの人が引越の時には業者に依頼して引越をします。単身だったり、家族だったり、距離や荷物の量によっても大きく料金は変わりますが、単身以外の場合だと、10万円前後の場合が多いです。さらに、契約した物件を管理している不動産会社に支払う費用もあります。それは、敷金と礼金です。物件によっては敷金、礼金がゼロの事もありますが、多くの場合はこの敷金と礼金が必要とされていることが多く、契約時に支払います。大体、敷は家賃の3ヶ月分で、礼金は家賃の1カ月分が相場です。


さらに、この敷金と礼金といっしょに、入居時の家賃を前払いするのが一般的です。つまり、敷金で家賃三カ月分、礼金で家賃一カ月分、そして、前家賃が必要になるので、合計で家賃の五カ月分の費用を不動産会社に支払うという事になります。さらに、最近は火災保険に加入することを推奨されています。集合住宅のため、賃貸であっても火災保険は加入するべきです。加入していないと万が一自分が住んでいる部屋が火事になってしまった場合、多額の損害金がかかるからです。賃貸の集合住宅の火災保険の場合、二年間ごとの契約が多く、2万円程度です。これらを合計すると、家賃の五カ月分の費用、火災保険、引っ越し費用が最低限必要となる初期費用です。50万円から60万円程度を考えておくとよいです。