私は愛知県に住む70歳の講談師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
仕事や進学の関係で引越しをすることになったけれど、費用がかさんで辛い…と言う経験はないでしょうか。物件探しの手間はもちろん、引越しの準備や公共関係の手配などに加えてお金まで、となるとさすがに厳しく感じる人もいるかもしれません。どうにか初期費用を抑えたい。ではどのようなポイントを押さえて賃貸物件を探せばよいでしょう。まず大きいのが敷金と礼金です。家賃の1か月分、2か月分、となるとその費用はばかになりません。なるべく抑えるためには「敷金礼金0」「礼金0」などの物件を探すことです。都心部だと、敷金も礼金も2か月分と言う物件もありますが、エリアや築年数の許容範囲を広げることで、その選択肢は格段に増えてきます。築年数は10年を超えてくると、敷金も礼金も少なくて済む物件が多くなるので見逃せないポイントとなるでしょう。
次は家賃についてです。何が何でも初期費用を安くしたい、と言う人は「フリーレント物件」を見つけることがポイントです。フリーレント物件とは、一定期間だけ家賃が無料になる物件を指し、このような物件であればその期間は家賃分を支払わずに済むので金額を大きく抑えることが可能です。また、ちょっとした盲点ですが、大家さんと交渉することで家賃そのものを低くしてもらうことが可能です。大家さんと直接でなくとも、管理会社を通して出来ることもあるので確認してみましょう。当たり前ですが、契約後では基本的に変更が出来ないので、契約を交わす前に交渉することが大事です。今ではネットなどで「初期費用10万円以下から探す」のように予算内から探すことも出来るので、新聞や情報誌だけではなく、管理会社のホームページなどから検索してみるのも良いでしょう。初期費用を抑えた賃貸物件探しには、上手な情報収集が不可欠と言えます。