僕は北海道に住む34歳の洋裁師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅を契約するにあたってかかるのが初期費用ですが、それぞれどのくらいかかるのかというと、関東地方で一般的なのが礼金で、関西地方では敷引きを支払うことになりますが、礼金は支払うと戻ってこないお金で、その金額は0円のところから、家賃の2ヶ月というところもあります。敷金は、退去の際に戻ってくる預け金で、返金時は滞納した家賃や補修費用を差し引いた額が戻ってきます。だいたいの相場は、家賃1ヶ月から3ヶ月までさまざまです。関西では、保証金と呼ばれていますが、預け金ということから敷金と同じ意味で用いられています。翌月の家賃を契約時に前払いしなければならないところや、月の途中で入居予定の場合は日割り計算でその月の家賃を支払うことになります。

仲介手数料は、大家と不動産業者の間で支払われるお金です。契約者が契約時に家賃1ヶ月分を支払うことになります。入居の際に加入が義務づけられているのが、火災保険です。2年更新で、金額は1万5千円から2万5千円が一般的です。火災保険は任意だと思われがちですが、いざ火事で家に被害がでると、大きな費用がかかり払えないというケースが多いので加入は重要です。前の住人が使用していた鍵だと、防犯が心配という方は鍵交換費用がかかる場合があります。その他にも引越し費用やレンタカーなどの費用もかかりますので、合計すると何十万とかかります。礼金や更新手数料は、交渉次第で割り引いてくれるところもありますので、必ず契約時に交渉すると良いです。