僕は大分県に住む29歳のプロボクサーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる際に必要となる初期費用の種類は一般的に敷金、礼金、保険料、代理店手数料および初回家賃の5項目である。敷金とは、借主が部屋を汚したり、壊してしまったりした場合に掃除費用や修復費用に使われる「預かり金」のことで、原則として契約終了後に借主に返却されるものである。海外ではデポジットと言われ、賃貸契約においては一般的なシステムである。礼金とは、日本の古い慣習がもとになっている日本独自のもので、原則的に契約終了後に借主に返却されない。以上の2つに加えて、仲介をした不動産会社の利益となる仲介手数料、火災保険料および初月分(場合によっては数ヶ月分)の家賃を合計したものが賃貸で物件を借りる際に必要な初期費用となる。
次に、賃貸契約をした場合、実際に必要となる金額について説明する。必要となる金額は、家主や不動産会社の方針によって異なるが、基本的に敷金は家賃の1~2ヶ月分、礼金は家賃の1ヶ月分、保険料と仲介手数料の合計が家賃の1~2ヶ月分程度必要になることが多い。例えば家賃8万円のワンルームを借りる場合、敷金2ヶ月分、礼金1ヶ月分、保険料と仲介手数料を合わせて1ヶ月分、初回に支払う家賃を1ヶ月分とすると、計5ヶ月分の家賃が必要となり、初期費用の合計は45万円となる。ただし、この金額はあくまで参考例であり、不動産会社の仲介をせず、家主と直接契約する場合は仲介手数料は発生しない。そして、火災保険についても家主が不要と判断すれば加入の義務はないため、借りる物件によって初期費用は大きく異なるといえる。