私は茨城県に住む34歳の映画プロデューサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
住居を探す場合、みなさんはどのような物件を目当てにするでしょうか。ある人はマンション、ある人は一戸建て、その人その人の状況(一人暮らしか家族暮らしか、また家族はお子さんがいるのか、祖父母と同居するのかなどの構成によって変わってくる)によってどのような住居にするのかを決めていくことになるでしょう。また、住居をどのような形で購入するのか、一括はなかなか難しいので、住宅ローンを組んで購入するのか、それか月々で家賃を払っていくのか、これも個々の経済状況などから決められることでその要因は様々でしょう。この物件は購入するのがいいのか、賃貸のほうがいいのかという議論は昔からよくされています。はたしてどちらがいいのでしょうか。
では30代で物件を購入した場合と、ずっと賃貸の場合とで今後かかる費用を比較してみましょう。頭金をいくらにするか、月々の支払いはいくら、などの諸条件によって若干違いが出てきますが、総体的にはたいした差はないという試算が出てきます。その特徴としては、60歳までの一般的なサラリーマンのリタイアまでは賃貸の方が金額的に少ない金額で済んでいますが、リタイア後は購入のほうが支払う金額が賃貸より少なくなる、というものです。それでいくと60歳の時点で手元に残っている金額でいうと購入の方が少なくなってしまっていますが、その頃には物件が手元に残っているぶん余計なお金を使わずに済むという面がありますし、賃貸は残る金額は多くても家賃を払い続けるという状況が続いている分持ち出しが多いという面があり、お互いに一長一短ともいえます。あとはやはり個々の状況(何歳から購入するかなど)に係ってくるといえるかもしれません。