賃貸住宅の家賃はいくらを目安にするか(長野県/ウェブデザイナー/37歳/女性)

私は長野県に住む37歳のウェブデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りると必ず付きまとうのが家賃です。一般的に、良い条件の物件であればあるほど家賃は高くなります。そのため、自分の資力よりも住宅に求める条件を重視すると、生活に支障が出てしまいます。よく、家賃は「月収の3分の1」と言われますが、これは月収が18万の人であれば残りの12万が生活費などに使うことができる金額であるということになります。その人の生活スタイルや趣味などにもよりますが、その残りの金額でガスや水道などの光熱費、食費、税金をまかなうことができるかというと、少し難しいような気がします。つまり、人によりますが、この「月収の3分の1」という目安は忠実に守ると生活が破綻してしまうということです。


実際のところ、「月収の3分の1」という数字は、不動産屋が作り出した情報操作なので、厳密に守ろうとする必要はありません。不動産会社や大家にとってリスクの少ない理想の数字が「3分の1」なのです。それでは、生活費を引いても赤字にならない家賃の金額はいくらなのでしょうか。注意しなければならないのは、自分の手取り金額がいくらなのかということと、住む地域によって金額が変わってくるということです。首都圏と田舎とでは、同じような住宅でもかなりの差が出てきます。また、賃貸住宅とは切っても切れない関係にある「管理費・共益費」のことも忘れてはいけません。これらを全て合わせた上で、いくらまでなら家賃を払えるのかを考える必要があります。