私は福島県に住む55歳の投資家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探すためのネットのツールは本当に便利になっています。不動産会社各社の賃貸物件情報には家賃の情報がもちろん含まれており、その地域の部屋の形態別賃料相場も簡単に調べることが出来ます。例えば何とか線の〇〇駅周辺のワンルームマンション、という検索条件を入力するだけで平均何万円といった数字が出てきます。ところで手取り収入にしめる家賃の割合は3割程度が妥当だとされていますが、その試算に基づいて出されたデータでは東京に住む場合単身者で7万円、ファミリーで10万円程度が上限とされています。そうすると、地域別賃料相場の検索を逆利用して例えば単身者が7万円以内で住める地域を探すといった利用方法もあります。
では、通勤通学に至便な場所に希望の物件が見つかったとして、その家賃が予算を数千円程度超えていたらどうするか、という悩ましい問題に突き当たった時良い解決策は無いでしょうか。まず1日数百円換算の予算オーバーが自分の生活に及ぼす影響を考えてみましょう。その数百円の代償が駅までの近さや部屋の広さ、設備の新しさなど自分の生活の快適さを減少させるものであれば、たとえ予算オーバーでも希望の賃貸住宅を選ぶべきでしょう。対策としては日常の生活を切り詰める事以外にも例えば礼金等の値下げ交渉を行うという手段もあります。例えば礼金が家賃の1か月分値下げされれば2年間の契約期間中に渡って毎月数千円の値下げを受けたのと同じ効果が得られるのです。